衝撃の結末にあなたも騙される?『俺ではない炎上』あらすじ!ネット社会の恐怖と叙述トリックの罠

今回は、浅倉秋成さんの『俺ではない炎上』という小説を紹介します!

あなたは、ある日突然殺人犯としてネットで拡散されてしまう恐怖を想像したことがありますか?

『俺ではない炎上』は、そんな悪夢のような状況をリアルに描いたミステリー作品です。

SNSによる炎上、冤罪、そして絶望的な逃亡劇

——この物語を読み進めるうちに、「もし自分が同じ目に遭ったら…」と背筋が凍ることでしょう。

物語は、ネットの力によって人生が一変してしまった主人公・山縣泰介の視点で描かれます。

ある殺人事件の犯人として名指しされ、知らぬ間に個人情報まで晒されてしまう泰介。

警察もメディアもSNSの噂を信じ、彼を追い詰めていきます。

冤罪を晴らすどころか、逃げるしかない状況に陥った彼の運命は…?

この作品が怖いのは、単なるミステリーではなく、現代の社会そのものを映し出している点です。

ネットの世界では「自分は悪くない」と思う人々の声が無責任に拡散され、誰もが加害者になる可能性を秘めています。

あなたは、本当に「俺ではない」と言い切れますか?

そんな問いを突きつける衝撃のストーリー、ぜひ読み進めてみてください!

ネット社会の恐怖と叙述トリックの罠
『俺ではない炎上』

著者  :浅倉秋成
ページ数:368ページ

あらすじ

外回り中の営業部長・山縣泰介に緊急の電話が入った。

「とにかくすぐ戻れ!」どうやら泰介が「女子大生殺害犯」であるとされて、すでに実名、写真付きでネットに素性が晒され、大炎上しているらしい。

SNSで犯行を自慢していたそうだが、そのアカウントが誤認されてしまったようだ。

誤解はすぐに解けるだろうと楽観視していた泰介だが、成りすましは実に巧妙で誰一人として無実を信じてくれない。

会社も、友人も、家族でさえも……。

ほんの数時間にして日本中の人間が敵になり、誰も彼もに追いかけられる中、泰介は必死の逃亡を続ける。
(Amazonより)

見どころ

SNS炎上のリアルな描写

この作品は、現代社会におけるSNSの影響力を見事に描いています。

たった一つの根拠のないツイートが瞬く間に拡散され、主人公の山縣泰介は殺人犯として特定されてしまいます。

この過程が恐ろしいほどリアルで、「もしかすると自分もこうなるかもしれない」と感じさせられるほど。

SNSの匿名性が生む無責任な拡散、そして正義感による私刑というテーマは、読者に深い考察を促します。

叙述トリックによる驚きの展開

本作の最大の仕掛けの一つは時間軸のズレを利用した叙述トリックです。

小学生の夏実と大学生の夏実の視点が交錯することで、読者はミスリードされ、思い込みが覆される瞬間があります。

「そういうことだったのか!」と気づいたときの驚きは格別で、読了後に再度物語を振り返りたくなる構成が秀逸です。

主人公の内面的成長

主人公の泰介は、序盤こそ自信家で自己評価の高い人物として描かれます。

しかし、事件を通じて、自分が周囲からどう見られていたのかを突きつけられ、驚愕とともに自己認識を改めていきます。

「自分は悪くない」と思い込むことの危険性に気づき、徐々に変わっていく様子はヒューマンドラマとしても非常に見応えがあります。

SNSにおける「正義」の危うさ

本作に登場するSNS上の呟きは、実際の炎上事件を彷彿とさせるほどリアルなものばかりです。

何の裏付けもない情報が拡散され、群衆心理によって「犯人」が決めつけられてしまう。

作中では「自分は悪くない」と呟く人々の言葉が繰り返し登場し、読者は「本当にそうなのか?」と問われることになります。

インターネット社会の危うさを痛烈に描く点も、本作の重要なポイントです。

登場人物たちの人間関係

家族との関係、職場での評価、過去の出来事—泰介の逃亡劇の中で、彼の過去が次々に浮き彫りになっていきます。

特に彼を支えようとする青江の存在は、物語の中でも光るポイントのひとつ。

「誰かが信じてくれる」ということが、どれほど重要なのかを示す感動的な要素となっています。

『俺ではない』はただのミステリー小説ではなく、現代社会への問いを投げかける作品です。

SNSに対する危機感を抱きつつも、スリリングな展開を楽しめる構成になっています。

ミステリー好きにはもちろん、社会問題に興味がある人にもおすすめです!

この小説が気になったなら、ぜひ手に取ってみてください。

きっと「俺ではない」というタイトルの意味を深く噛みしめることになるはずです。

読者の口コミ

【この作品が合う人の口コミ】

社会問題を考えさせられる
SNSの拡散力と無責任な発言の怖さを改めて実感。深く考えさせられる作品

予想外の展開に騙される快感
ミスリードが巧妙で、最後まで気が抜けなかった!どんでん返しが最高

SNSのリアルな描写が刺さる
ネットの炎上の怖さがリアルすぎて、自分も気をつけようと思った

スリル満点の逃亡劇
ハラハラドキドキの展開で、一気に読んでしまった!

【この作品が合わなかった人の口コミ】

ラストの展開が強引
最後のどんでん返しは驚いたけど、ちょっと無理があるように感じた

真犯人の動機が弱い
ストーリーは面白いけど、犯人の動機が薄くて納得感がなかった

SNSの描写が非現実的
現代のSNSの使われ方とは少しズレている気がして、リアリティに欠ける

伏線が多すぎて混乱
伏線が多すぎて、途中で何が何だかわからなくなった

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