今回は、綾辻行人さんの『Another』という小説を紹介します!
「もし、あなたのクラスに“もう一人”紛れ込んでいたら――?」
綾辻行人のホラーミステリー小説『Another』は、静かな違和感から始まり、やがて恐怖へと変わる物語。
夜見山北中学3年3組に転校してきた榊原恒一は、クラスの異様な空気に気づく。
誰も触れようとしない「いないもの」の存在。
そして、次々と起こる不可解な死。
この謎を解く鍵を握るのは、孤高の少女・見崎鳴。
彼女の左目には、恐るべき真実を見抜く力があるという。
果たして、死の連鎖を止めることはできるのか?
ホラーとミステリーが融合したこの作品は、読むほどに引き込まれ、最後の一ページまで目が離せない。
この記事では、『Another』の見どころを詳しく紹介するので、ぜひ最後まで読んでほしい。
ホラーミステリー
『Another』
著者 :綾辻行人
ページ数:416ページ
あらすじ
夜見山北中学三年三組に転校してきた榊原恒一は、何かに怯えているようなクラスの雰囲気に違和感を覚える。
同級生で不思議な存在感を放つ美少女ミサキ・メイに惹かれ、接触を試みる恒一だが、謎はいっそう深まるばかり。
そんな中、クラス委員長の桜木が凄惨な死を遂げた!
この”世界”ではいったい何が起きているのか!?
(講談社文庫)
見どころ
世界観と設定
夜見山北中学3年3組では、過去に亡くなった「死者」が紛れ込むことで災厄が発生する。
誰もその異変に気づかないまま、クラスメイトやその家族が次々と亡くなっていく。
これを防ぐために「いないもの」として扱うルールがあるが、それが本当に機能するのかという葛藤が物語の緊張感を高める。
ストーリー展開
660ページを超える長編ながら、展開がスピーディーで一気に読める構成になっている。
序盤の不穏な空気から始まり、次々と起こる不可解な死、そして合宿でのクライマックスへと進む。
特に「誰が死者なのか?」という謎が解ける瞬間は息をのむ展開。
キャラクターの魅力
主人公・榊原恒一は東京から転校してきた少年で、クラスの異変に気づき、見崎鳴とともに真相を探る。
鳴は「いないもの」として扱われる少女で、左目には「死者を見抜く力」がある。
二人の関係性も見どころの一つで、恋愛要素は控えめながら、互いに支え合いながら真相に迫る姿が印象的。
伏線とミステリー要素
怜子の正体や九官鳥のレーちゃんなど、物語の序盤から伏線が散りばめられている。
特に「怜子が○○だった」という事実は、物語の最大の仕掛けの一つ。
ホラー要素
ホラーとミステリーの融合作品で、怖さよりもストーリーの面白さが際立つ。
死の描写がリアルで、特に合宿での惨劇は衝撃的なシーンが多い。
ホラーが苦手でも読めるが、グロテスクな描写が気になる人もいるかもしれない。
おすすめポイント
ミステリーが好きな人、ホラーが苦手でも読める作品を探している人、スピーディーな展開が好きな人におすすめ。
ボーイミーツガール的な関係性が好きな人にも楽しめる要素がある。
好みが分かれる作品ではあるが、伏線や謎解きが好きな人には特におすすめ。
読者の口コミ
【この作品が合う人の口コミ】
・ホラーとミステリーのバランスがちょうどよく、怖すぎず楽しめた。
・伏線がしっかり張られていて、最後にすべてが繋がる瞬間が気持ちいい。
・660ページの長編だけど、展開が早くて全く飽きなかった。
・ホラーが苦手でも、ミステリーとして楽しめる作品だった。
・彼女の左目の能力や、主人公との関係性が物語の鍵になっていて、ボーイミーツガール的な要素も楽しめた。
・序盤から細かい伏線が散りばめられていて、最後に『なるほど!』と納得できる展開だった。
・九官鳥のレーちゃんや怜子の正体など、細かいヒントが後々効いてくるのが面白い。
【この作品が合わなかった人の口コミ】
・『死者が紛れ込むことで災厄が起こる』という設定がいかにも厨二病っぽくて、読んでいてちょっと辛かった。
・もう少しリアリティのあるミステリーを期待していたので、合わなかった。
・伏線はあるものの、超常現象頼りで推理の要素が少なく、ご都合主義的な展開が目立った。
・ミステリーとして読むには物足りなかった。
・怖い話を期待していたけど、そこまで恐怖感はなかった。
・グロテスクな描写はあるものの、ホラーとしてのインパクトは弱め。
・もっとゾッとするような展開が欲しかった。
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著/綾辻行人





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