今回は、くわがきあゆさんの『レモンと殺人鬼』という小説を紹介します!
驚愕のどんでん返しにあなたは耐えられるか?
ミステリー好きなら一度は手に取るべき「レモンと殺人鬼」。
このミス大賞受賞作ということで話題沸騰の一冊ですが、ただのミステリーでは終わらない衝撃の展開が待っています。
犯人は誰なのか?と思う間もなく、予想を覆す仕掛けが次々と炸裂。
気づけば、読者の思い込みすらも巧妙に利用され、物語の渦に引き込まれていきます。
登場人物の誰もがどこか歪みを抱え、それぞれの狂気が絡み合うこの作品。
あなたは最後のページをめくるとき、何を思うでしょうか――?

誰もが裏の顔を持つ狂気の物語
『レモンと殺人鬼』
著者 :くわがきあゆ
ページ数:320ページ
あらすじ
十年前、洋食屋を営んでいた父親が通り魔に殺されて以来、母親も失踪、それぞれ別の親戚に引き取られ、不遇をかこつ日々を送っていた小林姉妹。
しかし、妹の妃奈が遺体で発見されたことから、運命の輪は再び回りだす。被害者であるはずの妃奈に、生前保険金殺人を行なっていたのではないかという疑惑がかけられるなか、妹の潔白を信じる姉の美桜は、その疑いを晴らすべく行動を開始する。
(Amazonより)
見どころ
予測不能な展開
序盤から中盤にかけては、主人公・美桜の視点で事件を追う流れですが、終盤にかけて物語が一気に反転します。
読者の予想をことごとく裏切る仕掛けが施されていて、「これが犯人だ!」と思った途端に裏切られます。
そして、そのたびにキャラクターの印象がガラッと変わるのが見どころの一つ。
「これまで信じていたものは何だったのか?」という感覚に陥る瞬間の連続は圧巻です。
歪んだ人間関係
この物語は「搾取する側とされる側」というテーマが色濃く描かれています。
特に主人公の幼少期の経験が強く影響しており、彼女の生き方の根底に「虐げられるか、虐げるか」という価値観が組み込まれている点が、読者に強い衝撃を与えます。
「共感」こそが人間関係を繋ぐ鍵なのに、それが崩れると敵になってしまうという心理描写は考えさせられるポイントです。
強烈なキャラクター
登場人物は皆、何かしらの「狂気」を持っているのですが、特に主人公・美桜の精神的な歪みは物語の中心として描かれます。
彼女の視点が徐々に変化していき、「普通の人間」と思っていたはずが、次第に違和感を覚えるようになり、最後には読者の認識が根底から覆されるのがこの作品の醍醐味です。
また、「ウシワカ、ウシワカ」と繰り返す人物の登場など、不気味なキャラクターも多く、普通のミステリーでは味わえない独特の雰囲気を醸し出しています。
タイトルの意味
「レモンと殺人鬼」というタイトルが示すものは何なのか?
序盤では単純な印象しか持てませんが、終盤になって「レモン」と「殺人鬼」の関係性が浮き彫りになります。
この象徴的なタイトルが事件とどう絡んでいるのかを知ることで、作品への理解が深まり、「なるほど、こういう意味だったのか!」と納得できるのも見どころの一つです。
ミスリードの巧妙さ
読者が知らず知らずのうちに「ある思い込み」に囚われてしまい、それを後半で鮮やかに裏切られる点は、本作の最大の魅力です。
伏線の張り方も巧妙で、最後に明かされる事実が、序盤からきちんと散りばめられているので、読み返したときに「このヒントがここにあったのか!」と驚かされるのも楽しいポイント。
このように、「レモンと殺人鬼」は単なるミステリーではなく、心理描写の奥深さ、社会的なテーマ、そして予測不能の展開が組み合わさった作品です。
読後感は決して軽くはありませんが、強烈な印象を残すミステリーとして、一度読んでみる価値はあります。
ミステリー好きならば必読の一冊!
読者の口コミ
【この作品が合う人の口コミ】
・テンポが良くて一気読み!
重たいテーマだけど文章が軽快で読みやすく、気づけば最後まで読み切っていた。
・予測不能な展開が最高!
何度もどんでん返しがあり、最後まで飽きずに読めた。ミステリー好きにはたまらない作品。
・サイコパスだらけの異常な世界観が魅力的
登場人物の狂気じみた描写がリアルでゾクゾクした。
心理描写の深さに引き込まれた。
・伏線回収が見事!
序盤に散りばめられたヒントが終盤できれいに繋がり、驚きの連続だった。
ミステリーの醍醐味を存分に味わえた。
【この作品が合わなかった人の口コミ】
・主人公の心理描写がしつこい
美桜の内面が執拗に描かれすぎて、途中で読むのがしんどくなった。
もっとシンプルな展開が好みの人には不向き。
・どんでん返しが多すぎて疲れる
何度も予想を裏切られるのは面白いが、あまりに過剰で展開についていけなくなった。
・登場人物に共感できない
ほぼ全員が歪んだ思考を持っていて、誰にも感情移入できなかった。
・設定が非現実的
あまりにもあり得ない出来事が続き、リアリティを感じられなかった。
もっと現実的なミステリーが好きな人には向かないかも。
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『レモンと殺人鬼』
著者:くわがきあゆ



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