今回は、結城真一郎さんの『真相をお話しします』という小説を紹介します!
現代社会のリアルなテーマを扱い、どんでん返しの衝撃が魅力のミステリー短編集『真相をお話しします』。
マッチングアプリ、リモート飲み会、YouTuber、精子提供…日常に潜む違和感が、じわじわと不気味な真相へと繋がっていく――。
そのスリルと緊張感が、読者を物語の深みに引き込む一冊です。
気軽に読み進められる短編集でありながら、読後には「もし自分がこの状況に置かれたら…?」と考えずにはいられない作品。
映画化もされ、さらに話題を呼んでいます。
本作の見どころや読者の感想、映画との関連などを詳しく紹介していきますので、ぜひ最後までお楽しみください!

現代社会を映し出すミステリーの魅力とは?
『真相をお話しします』
著者 :結城真一郎
ページ数:224ページ
あらすじ
私たちの日常に潜む小さな”歪み”、
あなたは見抜くことができるか。家庭教師の派遣サービス業に従事する大学生が、とある家族の異変に気がついて……(「惨者面談」)。
不妊に悩む夫婦がようやく授かった我が子。
しかしそこへ「あなたの精子提供によって生まれた子供です」と名乗る別の〈娘〉が現れたことから予想外の真実が明らかになる(「パンドラ」)。
子供が4人しかいない島で、僕らはiPhoneを手に入れ「ゆーちゅーばー」になることにした。
でも、ある事件を境に島のひとびとがやけによそよそしくなっていって……
(Amazonより)
見どころ
現代社会のリアルなテーマ
この作品は、マッチングアプリ、リモート飲み会、YouTuber、精子提供など、現代の社会問題やトレンドを巧みに取り入れています。
これらのテーマがミステリーとして展開されることで、読者は「もし自分がこの状況に置かれたら?」と考えさせられる構成になっています。
巧妙な伏線とどんでん返し
各短編には、何気ない描写の中に伏線が張られており、物語が進むにつれてそれが回収されていきます。
特に『#拡散希望』では、主人公が自分の人生がすべて視聴者に晒されていたことを知る衝撃の展開が待っています。
読者は最後の瞬間まで「真相」を知らされず、結末に驚かされるでしょう。
心理的な恐怖と不気味なリアリティ
この作品は、単なるミステリーではなく、心理的な恐怖を伴うストーリーが多いのが特徴です。
例えば、『惨者面談』では、家庭教師派遣会社の営業が訪れた家での違和感が徐々に積み重なり、最後に恐ろしい真相が明かされます。
日常の中に潜む違和感が、読者の不安を煽る構成になっています。
映画化による新たな視点
映画版では、短編をどのようにまとめて一つの作品に仕上げるのかが注目ポイントです。
原作の各話が独立した短編であるのに対し、映画ではそれらを繋げる新たなストーリーが展開される可能性があります。
特に『#拡散希望』が映画の中心になると予想されており、SNS社会の闇をより深く描くことが期待されています。
読後の余韻と考えさせられるテーマ
この作品は、単なるエンタメではなく、読者に「もし自分だったらどうする?」と問いかける内容になっています。
特に『パンドラ』では、精子提供によって生まれた子供が15年後に真実を知るというテーマが扱われており、家族の在り方や倫理観について考えさせられます。
このように、『真相をお話しします』は、現代社会のリアルな問題をミステリーとして描きながら、読者に深い余韻を残す作品です。
映画版と合わせて楽しむことで、さらに作品の魅力を味わえるでしょう!
読者の口コミ
【この作品が合う人の口コミ】
・心理的な恐怖がクセになる
じわじわと不気味な違和感が積み重なり、最後に衝撃の真相が明かされる展開がスリリング。
・テンポが良く、どんでん返しが楽しめる
短編なのでサクサク読めて、最後の展開に驚かされる。
伏線回収が巧妙で、読後の余韻が心地よい。
・現代社会のテーマがリアル
マッチングアプリやYouTuberなど、身近な話題がミステリーとして描かれていて、共感しやすい。
・映画化も楽しみ
映像化されることで、さらに物語の緊張感が増しそう。
映画と原作を比較しながら楽しめる。
【この作品が合わなかった人の口コミ】
・文章が淡々としている
ストーリーは面白いが、文章に引き込まれる感じが少なく、淡々と進んでしまう印象。
・オチが読めてしまう
伏線が分かりやすく、途中で展開が予想できてしまう話が多い。
ミステリーとしての驚きが少ない。
・短編なので物足りない
1話ごとの掘り下げが浅く、キャラクターに感情移入しづらい。
もっと長編でじっくり描いてほしかった。
・テーマが重すぎる
SNS社会の問題を扱っているため、読んでいて気が滅入る。
エンタメとして楽しむには少し暗い。
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(Amazonより)
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『真相をお話しします』
著/結城真一郎




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